大会数日前までは春の陽気だったそうですが、大会前日から急に冷え込み、当日の朝はマイナス2度くらいまで下がりました。
大芦さんと言えばジンクリアな水質が特徴ですが、今年の大芦さんは水の色が早くも初夏くらいの感じで、濁りの入った緑色に変わっています。さらに、今年は藻が出てしまったようです。
入っている魚は通常通りで、オーナー曰く、今回も300g程度のやや大きめの魚をいつも通りに入れたとのこと・・・。放流魚は相当走りました。
最近の大会は後半組の川側ばかりだから、前半組の駐車場側を望みながら抽選。期待とは裏腹に結果は、B-6-4と後半組川側でタイマン勝負となりました。
タイマンの相手は、ロデオクラフトCさん。
朝から試練が始まります・・・。
<1回戦・20分2ローテ・タイマン勝負>
放流ラウンドなので、いつも通りのドナ2をラングレン60ULのフロロセッティングで投げました。
前半組は、乱打戦にはならずに大人し目のスタートで、レンジをきっちり合わせないと良いバイトが出ずにバラシが頻発するような印象でした。
ただ、藻が絡む前に喰わせるか、藻を切りながらスプーンの動きを止めないようにしなくてはならず、テクニカルな放流ラウンドになりました。
手前に放流魚が見えなかったので、1投目から沖目まで投げての放流ラウンドスタートです。
1投目から魚の追いが見えたのですが、少し下目から出てくる感じだったので、2投目は少し沈めて巻いてくると良いバイトが出てファーストフィッシュを取ることができました。
レンジを探りながら、藻を切るためのフリップを入れ、魚を見ながら巻き速度を調節して最初の10分で4本キャッチ。
ここまではまずまずです。
ドナ2の後はハイバ16を投入しますが、これは上手く藻が切れずに苦戦しました。
もうちょっとブルブル動くハイバ18に変えて見ますが、こちらも上手く行きません。
放流魚はまだまだ活性が残っていそうだったので、再びドナ2にチェンジしました。
ラングレン60ULのラインが傷ついていたので、61IS-SSLのフロロセッティングでカラーを落としながら探っていくと、そこそこバイトは出せるのですが、弾かれる感じでフッキングできませんでした。
取れそうな魚なんだけど、少しレンジがずれている気がしました。
それを修正しながらもタイムアップとなり、前半は計4本。
5−4の1本差で前半を折り返しました。
後半はドーナを投げ切る作戦に切り替え、ラングレン60ULのラインを結び変えました。
後半もドナ2から入り、序盤はロデオのCさんと良い勝負ができました。
オレ金で2本取り、ラングレン63Lでより柔らかいセッティングしてドナ2の緑金で2本取りました。
後半の残り10分は、ドナ17に変え、中層からその下目に潜った放流魚を取るつもりでレンジを絞って行きました。
完全に外したカラーもありましたが、メタリック系のカラーローテで押して、グリメタで2本取りました。
残り1分でドナ15にさらに落とし、終了間際に1本掛けますが、これはラインブレイクで終了となりました。
結果、10-9の1本差でロデオのCさんを撃破して2回戦に進みました。
2回戦は、釣り座が1−3で再び川側でタイマン。しかも1回戦で放流があまり釣れなかった釣り座です。
右隣はヴァルケインのAJMさんとM田さんの好カードで、左隣は、ノリーズのIさんとAさん、フォレストのKさん、その隣はニュードロワーのマイスターKさんなど、厳しいカードが並んでします。
で、自分の対戦相手はなかなか来なくて誰なんだろうとみんなで話していたんですが、隣にやって来たのはニュードロワーのマイスターIさん。
やっぱり、2回戦も厳しい試練のラウンドとなりました・・・。
<2回戦・15分2ローテ・4人2人抜け>
1回戦と同様にドナ2のオレ金から入ります。
バイトはあるものの、プンとした感じの反転しないバイトに悩まされ手はフッキングに至りません。
レンジと速度をあれこれと調節してもダメで、ドナ17に落としても変わらず。
途中からアイスフェイク16の早巻きでもを切りながらスライドさせたりして、もうちょっとまともなバイトが出るんですが、やっぱりフッキングできません。
15分悩みながらノーフィッシュで前半を終えました。
マイスターも苦戦したようで、1-0で前半を折り返しました。
前半の釣りを振り返って、どうも蛍光色を嫌がっていると感じたので、後半はドナ2の単色ゴールドから入りました。
それがズバリ的中し、1投目から良いバイトが出て振り出しに戻しました。
その後、ドナ2単色ゴールドでポンポンと3本追加し、スコアをひっくり返すことに成功しました。
そして残り5分。
反応のなくなったドーナを降板させてどうするか?
エイエン07で手前の魚を取るか、シャイラ09でドーナと同じレンジをスローに引くか、アイスフェイクで活性の高い魚を抜くか、と3つの選択肢が頭に浮かびました。
で、前半に反応のあったアイスフェイクを選択しました。
しかし、思うような反応は得られず、マイスターが最後にクランクでハメて、捲られてしまいました。
結局、OFCカップ第4戦は2回戦敗退となりました。
2回戦最後の5分が悔やまれる、悔しい大会となりました。
<今回のタックル>
ロッド:アングラーズシステム ラングレン60LX
リール:シマノ 14ステラC2000S
ライン:エステル0.3号
リーダー:フロロ0.5号
ロッド:アングラーズシステム ラングレン60LX
リール:シマノ 14ステラC2000S
ライン:エステル0.4号
リーダー:フロロ0.6号
ロッド:アングラーズシステム ラングレン60UL
リール:シマノ 16ヴァンキッシュC2000S
ライン:フロロ0.4号
ロッド:アングラーズシステム ラングレン63L
リール:シマノ 16ヴァンキッシュC2000S
ライン:フロロ0.4号
ロッド:ヴァルケイン ダーインスレイヴ61IS-SSL
リール:シマノ 14ステラC2000S
ライン:フロロ0.5号
ロッド:ヴァルケイン ダーインスレイヴ61IS-SSL
リール:シマノ 14ステラC2000S
ライン:フロロ0.5号