2020-08-04

200802 第16回北宮城カップ@北宮城フィッシングエリア


恒例の北宮城カップに参戦してきました。もう16回目になりました。

いつもは東北地方の面々が集う大会ですが、今回は北関東のツワモノ3名が緊急参戦するなど、盛り上がった大会となりました。

当日の朝は涼しかったものの、日が昇るに釣れて日が差し込み真夏の暑さとなりました。

いつも釣れ釣れの北宮城とはいえ、結構タフな大会となりました。

ただ、今回は運良く準優勝することができました。

なかなか結果が残せていなかった北宮城カップでしたが、ようやく結果が出て素直に嬉しかったです。


<1回戦・10分4ローテ・4人中2人抜け>


いつもマッディーな北宮城ですが、この日は透明度は上がり、カラーローテに悩みそうな気がしていました。

放流ラウンドとなる1回戦はチームメイトのHさんやNくんと同組になりました。

釣り座は最アウト側からのローテになり、ちょっと不利だなぁ、なんて感じていると隣のNくんに、僕の釣った所にローテしてくることを覚えておいて下さい、なんてプレシャーかけられたりしました笑。

第1ローテはドナ15から入りましたがショートバイト続きでなかなか最初の1本が取れません。

開始5分以上経過してからやっとの事で1本取り、すぐさまもう1本追加。

ここでバンナ17に変えてみますが反応なし。14に変えても反応がなかったところで2ローテへ。

第2ローテはドナ1から入りますが反応は得られません。

状況的には3位と出遅れたので、早めにクランクを入れて反応を探ることにしました。

ラングレン60LXについているミディアムクラピーに変えて1投目で1本追加し、2投目もヒット。

しかしこれはラインブレイクでノーキャッチ。

第2ローテは1本追加のみで2位とは3本差。

ここでの3本差は致命的でもあるので、崖っぷちの第3ローテになります。

ただ、バイトのあるレンジはわかったので、動きをだけを落とすために微かな自信を持ってUL-eに付いているモカSRSSに変えます。

すると、モカSRSSのカラーローテが狙い通りに嵌ってくれて、3本差を捲って2位に浮上しました。

そして最終ローテ。

捲ったとは言え、リードは1本差。

引き続きモカSRSSを投げ、上手いこと1本取ってリードを広げます。

しかしその後はショートバイトばかりでモカSRSSも替え時となりました。

もう少しスローに設定レンジを通すことを考え、一か八かココニョロにチェンジしました。

また、つつくだけのバイトは無視して本バイトを確実に取るため、ロッドもUL-eからブロンズULに変えました。

それが功を奏し、なんとか2本追加することができました。

結果、13-10-7-6の2着で2回戦に進出することができました。


<2回戦・15分2ローテ・タイマン勝負の放流ラウンド>


2回戦は仙人と呼ばれる北宮城の重鎮とのタイマンとなりました。

またしてもアウト側の釣り座となったので放流の大差をつけられないようにしなければなりません。

放流は今回もドナ15から入りましたが、今度はバイトすらありません。

焦りながらドナ13の放流カラーに落として表層を引いていると良いバイトが出て1本。

しかしその後は状況が掴めず、早々にクランクを投入。

北宮城で美味しい思いをした記憶があるクーガFを投げてみるとあっさりと1本釣れましたが、その後は続かずに後半戦へ。

2−2で折り返したのでイーブンのスタートでした。

この状況ではイン側に入った自分が少し有利です。

状況が掴めていなかったので、レンジを調節しやすいモカSRSSからスタート。

すると、表層でバイトがありなんとか1本追加。

しかし、すぐに追いつかれてイーブンになりました。

この時は不思議と焦りもなく、おそらく釣れるだろうと思っていて最後に出そうと決めていたココニョロへ。

が、なかなかバイトが出ずに焦りが出てきましたが、終了3分前くらいに待望の1本が出てリードすることができました。

結果、4−3で辛勝することができました。


<準決勝・15分2ローテ・タイマン勝負>



準決勝の相手はアンシスのY田さん・・・。

誰もが認めるラスボスで、大芦やキングではいつもボコられていますが、今回の場合、初めての北宮城&藻だらけの北宮城&400キロの長距離運転、という十分すぎる地の利がありました。

それでも、鉄板で勝負!なんていう口車には乗らず、2回戦までに得ていたクランクのデータをフル稼働させて戦いに挑みました。

最初は、放流の残りも考えてクーガFのやや早巻きから入りました。

釣れたのは放流魚ではありませんでしたが、幸先よく1本を追加することができました。

しかしその後は続かず、レンジが落ちてきたと判断してウッサを試すことにしました。

時折触りがあるので期待しながらレンジを合わせていきます。

すると待望の1本が出て後半に折り返すことができました。

後半は2−0でリードしてスタートしましたが、アウト側の釣り座になるので、状況を掴まれると簡単に捲られてしまいます。

ウッサとモカSRSSで何とか逃げ切る作戦でいきました。

この状況になるとなかなかバイトが出せるものではなく、自分の状況判断は正しかろうと自信を持ってひたすら投げ続けるしかありません。

その甲斐あって、ワンバイトを確実に取って1本追加できました。

結果、3−0で勝利しました。


<決勝・10分4ローテ>


4人による決勝戦。

前回の北宮城カップに引き続き、今回も決勝の舞台に立てました。

しかし、第1ローテはインよりの良い場所にも関わらず、この日に投げていなかったチャタクラタやDクラに手を出して迷走し、最初の10分を無駄にしてしまいました。

いつもそうなのですが、決勝戦は緊張感が足りません・・・。

第2ローテはその点を修正し、この日良かったモカSRSSやウッサの釣りに戻しました。

するとやっぱり反応が出て、ウッサで2本取れました。

しかし、第3ローテになるとウッサへの反応は弱くなり、このままカラーローテしてもダメかなと思いました。

ここでモカに替えようと考えるわけですが、DRSSでもSRSSでも攻められるレンジだったので悩みました。

しかし、この日はSRSSで結果が出ているので、SRSSを沈めて使いました。

すると1本追加できて最終ローテへ。

ただ、優勝するには5本差を、準優勝するには1本差を逆転しなければならず、第1ローテを悔やみながらモカSRSSをカラーローテしながらラッシュをかけました。

この状況にしてはモカSRSSが嵌ってくれて3本追加できましたが、優勝には2本及ばず、準優勝決めのサドンとなりました。

当然、サドンもモカSRSSで勝負し、2投目に良いバイトが出て、サドンを制することができました。

結果、嬉しいものの悔しい準優勝となりました。



今回はクランクに徹したゲームメイクで競り勝ってきたので、自分的には新たな収穫があった大会でした。

運営の皆さん、参加者の皆さん、お疲れ様でした。


<今回のタックル>

ロッド:ロデオクラフト 999.9マイスター ブロンズウルフ61UL-TRZ
リール:シマノ 16ヴァンキッシュ C2000S
ライン:バリバスエステル0.3号
リーダー:フロロ0.5号

ロッド:アングラーズシステム ラングレン60LX
リール:シマノ 12ヴァンキッシュ C2000S
ライン:バリバスエステル0.4号
リーダー:フロロ0.6号

ロッド:アングラーズシステム ラングレン63L
リール:シマノ 12ヴァンキッシュ C2000S
ライン:バリバスエステル0.4号
リーダー:フロロ0.6号

ロッド:ロデオクラフト 999.9マイスター ホワイトウルフ62UL-e
リール:シマノ 16ヴァンキッシュ C2000S
ライン:エステル0.3号
リーダー:フロロ0.5号



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