秋保フィッシングエリアさんで行われたエリアトーナメントに参戦しました。久しぶりの秋保の大会でしたが、例年より少なく参加者は16名。雨は降りませんでしたが雨予報だったのが影響したようです。
予選は4ブロックに分け、4人1グループから2名が決勝に上がる試合となりました。自分は2号池イン側のグループで、チームメイトはS根さんとRくんがいるグループでした。
今回は鉄板王以来の試合で、約1ヶ月ほど間が空きましたが、その間にキング、北宮城、秋保などに出かけてはタックルを煮詰めて来ました。そのポイントは色々とあるのですが、自分の場合は放流をもっと確実に取りたいという点が大きいです。
普段、釣り場はだいたい渋いので、渋い状況の練習はいつでもできますが、放直は試合で経験しないと練習できないというのが自分の考えです。
大会では魚を入れる量が普段とは違うし、活性の落ち方の早さも普段と違います。さらに、釣り場釣り場で放流魚の性質は全然違います。
なので、放直を練習するためにいろいろな場所での試合に出てみました。今回の秋保の大会は今年25戦目で、年末までに30戦になる予定ですが、これは結構ハイペースだと思っています。
今年のキングや大芦では、放流がきちんと取れて1回戦を勝ち上がることが去年より多くなりましたが、その裏には潜在的な不安がありました。
それは、ほとんどの魚がネットインするとフックがすぐに外れ、紙一重で釣れていることが多いことです。フックの掛かりが浅いんだと思います。
それでもネットインできているときはまだ良いのですが、周りの状況や自分のリズムなどが少しでも変わると掛かりがもっと浅くなり、バラシ頻発からの2回戦負けのパターンが今年は多かったんです。
そんな状況を打開するためのダーインスレイヴ61IS-SSL、なんて言うとおおげさですが、ここ1ヶ月、61IS-SSLを放流で使ってみたらリリーサーを使う頻度が上がりました。つまり、針掛かりが良くなったんじゃいかと・・・。
そんなわけで、今回は61IS-SSLで放流ラウンドを戦ってみることにしました・・・。
今回のタックルはダーインスレイヴ61IS-SSLとアンビシャス61ML。61Revを家に忘れて、棒みたいなロッドだけでの試合となりました。
<予選・前後半20分・計40分>
予定通りにドーナ2から投げますが、最初は61IS-SSLにPEセッティングでやってみることにしました。
スローな秋保の魚にこのセッティングが合っていないことは想定内で、案の定、バイトはあってもキャッチはできませんでした。
ただ、今回の課題はここからで、焦りを抑えてオートマチックに掛かるロッドポジションを試行錯誤しました。幸い、かなりのバイトがあるのでいろいろ試すことができました。
で、それがある程度決まってからは気持ちの良い釣りができました。ドーナ2で14本取り、エステルラインに持ち替えてハイバ16で5本追加。
合計19本取りましたが、取れた数よりも大事なのはフックが外れた魚は1本だけだったという点です。
後半は1号池へローテしました。1号池は放流があまり取れなかったようで、渋そうな気配が漂っていました。
アイスフェイク16で探りますが触りもなかったので、アンビシャスに持ち替えてエイエン07でまず1本。
予選は突破できそうな感じだったので、途中でボトムを試したりクランクを投げましたが反応はなく、エイエン07に戻してもう1本追加。
その後は反応がなくなったので、61IS-SSLのエステルでココニョロを投入し、1本キャッチ。61IS-SSLはクランクも使いやすいですね・・・。
結局トータル22本で予選を1位通過することができました。
<決勝・前後半20分・計40分>
急遽、決勝戦は3号池でやることになりました。3号池は前日放流してから手つかず状態なので決勝戦も放流ラウンドになるのは嬉しいのですが、放流された魚が40クラスとのことでアルクスポンドばりの放流合戦となりました。
とりあえず、エステルは切られそうなのでフロロ2ポンドに変えておきました。
決勝戦も予選同様、61IS-SSLにPEセッティングでドーナ2を投げました。
2投目くらいにサクッと釣れて良い感触を得ましたが、次にスレで大物をかけてしまい数分間格闘することになりました。
なんとかフックアウトさせるも、その際にラインがロッドに絡むトラブル・・・。直そうと思ってトライしますが、何で?というくらい絡んでいてPEセッティングは終了となりました。
慌ててフロロに持ち替えますが、すでにドーナ2への反応はなくなっていました。
アイスフェイク26やトワ17で低層を狙うも反応はなく、素直にハイバーストで行くことにしました。
この時はハイバ18が良い仕事をしてくれ、残り5分くらいで3本追加させてくれました。
前半は計4本で、まずまずの位置で折り返すことができました。
場所が変わった後半もハイバ18から入ってすぐに1本追加。しかしその後は、ハイバ16、ハイバ13と落とすも迷走タイムとなってしまいました。
この辺りに今の自分の限界が浮き彫りになってくるのですが、それでも残り3分でもう少し上のレンジに自分の取れる魚がいることに気がつきました。
そのレンジで何とかアイスフェイク16を投げて1本キャッチし、残り10秒でもう1本掛けますが、これはバラしてしまいました・・・。
結局、決勝戦は6本で、4位タイで大会を終えました。
あと1本で表彰台と考えると悔しいのですが、放流に関しては明らかな改善効果が見えたので良しとしました。
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これまで、掛けを謳うロッドを何種類か使ってみましたが、結局、体が付いて行けずにその良さを活かせませんでした。
反射神経なんてもう下がる一方だし、速がけなんて自分の目指すところではないような感じがします。
一方、61IS-SSLは棒のようなロッドですが、乗せロッド的要素も強く、ロッド角度を考えればその良さを活かせるような気がしています。
参加者の皆さん、秋保関係者の皆さんお疲れ様でした!
<今回のタックル>
ロッド:ノリーズ アンビシャス61ML
リール:シマノ 16ヴァンキッシュC2000S
ライン:ナイロン3Lb
ロッド:ノリーズ アンビシャス61ML
リール:シマノ 16ヴァンキッシュC2000S
ライン:フロロ0.4号
ロッド:ヴァルケイン ダーインスレイヴ61IS-SSL
リール:シマノ 12ヴァンキッシュC2000S
ライン:PE0.2号
リーダー:フロロ0.5号
ロッド:ヴァルケイン ダーインスレイヴ61IS-SSL
リール:シマノ 12ヴァンキッシュC2000S
ライン:エステル0.3号
リーダー:フロロ0.5号