2017-02-01

170129 OFCカップ第2戦@大芦川F&C


OFCカップ第2戦に参加してきました。今回も悔しい結果になりましたが、今の実力は出し切れたような大会でした。


大芦川さんまでは距離があるのでチームメンバーは自分しか参加しませんでしたが、秋保重鎮の小山のSさんと久しぶりに会いました。


Sさんからの入電によると、5時半の時点で気温1度。この日は放射冷却がなかった感じで、確かに想像していたよりも寒くはありませんでした。


大芦川さんは大会を含めて3回目の釣行になります。まだまだ未知のエリアですが、主戦場のキング同様に揉まれるにはもってこいの大会です。



ならし運転も終わっていないので不安もありましたが、この日は全部バリバスのロッドでチャレンジしてみることにしました。


トーナメントドライブEX62T-DTXはまだ届いていないので確定してはいませんが、自分なりのバリバスロッドの使い方は定まりつつあります。



<1回戦前半20分>



1回戦は4人から2人抜けの戦いです。


抽選の結果、駐車場側のアウト側の前半組で、相手は全員実績のある方々。前日放流の元気な魚を取りこぼしたら終わりです・・・。


この元気な魚は、QM33かアイスフェイク26の早巻きで取ろうと考えていました。ロッドは510T-ATSにPEです。


最初はかなりの早巻きで、サイトで魚のスピードを見ながら巻き速度を調整していきました。


3投目に一本取りますが、がっちりとフッキングしていたので安心しました。


その後もサイトで魚のスピードを確認し、追いが悪くなったらカラーを変えて追加していきました。


残り5分くらいまではこの釣り方で強気に押し通し、目立ったバラシもなく7本キャッチしました。


そして残り5分はエイエン16を投入。が、全く反応がなく、少し焦りを感じて前半を終えました。


<1回戦後半20分>



OFCカップでは後半戦の前にも放流が入ります。


前半と同じ作戦で、アイスフェイクで行くことにしました。


1投目で追っかけてくる魚を目視出来たので、このまま続投することに決めました。


10分くらいアイスフェイクで引っ張り4本キャッチ。


大芦川さんの魚はいつもより30-40g程度大きめだったのですが、510T-ATSで主導権を与えず魚を寄せてくることができました。


510T-ATSはゴールドウルフに比べてパワー不足に感じていましたが、この時にそういった感覚は払拭されました。


今回は変なバラシもなかったので、当面の放流は510T-ATSを使っていこうと考えました。


とまぁ、ここまではまずまずだったのですが、魚が落ち着いてからの釣りが全くしっくりと来ませんでした。


前半でエイエン16は反応がなかったので、ファクターの18,09と投入しますが、状況に合わせられずバイトが出せません。


結局、数を追加できずに合計11本で1回戦を終えました。


で、15-12-11-10の1回戦負けでした・・・。


聞いたところによると、自分はリードしていたようですが捲られたとのこと。最後の10分間はノーフィッシュなのだから当然と言えば当然の結果ですね・・・。


悔やんでも仕方ないので、敗者復活戦のことを考えながら後半組の審判をしました。


<敗者復活戦前半15分>



敗者復活戦は4人から1人抜けの狭き門です。


しかも、放流もなく渋目の状況なので、痺れる展開になることが多々ありますが、今回もその例にもれませんでした。


ボトム付近に魚が溜まっていそうだと考え、最初はボトクラの天照で様子を見ましたが反応はありません。


次にロッドを62T-DTSに変え、アイスフェイク16を投入。


反応はあるんですが、フッキング出来るようなアタリではありません。


何か一工夫必要なんだと思いながら、それを模索していきました。


その間、なんとか2本キャッチして前半戦を終えました。


<敗者復活戦後半15分>



後半もアイスフェイクで粘りますが反応は悪くなっています。


思い切ってルアーを変えればと思いながらも、こういう渋い状況で今一番まともに使えるのがアイスフェイクなのです。


こいつでなんとか絞り出したい気持ちが打ち勝ち、アイスフェイクを投げ続けました。


あの手この手を使ってアイスフェイクで1本をひねり出し、合計3本で終了しました。


そして3人サドンという痺れる展開へ突入しました。


しかし、後半アイスフェイクで粘ったおかげで、小さな変化を入れてやれば反応してくれることを掴んでいました。


もしこれが正解ならば、サドンでも勝てるかも知れないと思って臨みました。


サドンの1投目は何の反応もなく巻き終えてしまいましたが、次の2投目でやはり変化させた後にバイトがありました。


少し大きめの魚でランディングに手こずりましたが、無事にネットインさせることができ、2回戦に勝ち進むことができました。


この1本は自分にとって大きな1本でした。





<2回戦前半20分>



2回戦も4人中2人が勝ちあがれるルールで、1回戦同様に放流後に行われました。


迷いなくアイスフェイク26を投入し、魚の反応を見ながらサイトで掛けていきました。


さすがに1回戦のようなペースではいけませんでしたが、アイスフェイク26の早い釣りで強気に押し通し、3本キャッチで前半を終えました。


前半は3-3-2-0で団子レースでした。


<2回戦後半20分>



ここでも放流が入りました。


なのでアイスフェイクで行きましたが、全体的に魚のスピードが落ちてきていたので深追いはせずに、最初の5、6分で3本追加してアイスフェイクを降板させました。


ここからは、急激に渋くなるはずだと判断し、セカンドもサードもなくアイスフェイク16で渋い釣りを始めました。


この作戦が功を奏し、さらに3本追加することができ、2回戦は9-6-4-4で1位通過することができました。


これまで2回戦をまともに勝ち抜いたことがなかったので、この結果は素直に嬉しかったです。




さて、3回戦。


もうメンツがメンツなので当たって砕けるしかありません。


と、思っていたのですが、再度痺れる展開になりました・・・。


<3回戦前半20分>



3回戦は5人から2人抜け。


下目の魚を狙うことにしてファクター18から入りました。


これは正解だったようで2本掛けますが、両方ともバラしました。


ファクターは2回戦の放流セカンド用に510T-ATSにつけてあったのをそのまま投げたのが間違いでした。


バイトの出方を考えれば62Tか62Sで投げる状況だったと思います。


後半はクランクを投入。


反応が良いわけではありませんでしたが、トレモとモカで1本ずつ拾い、しぶとくついて行く感じでした。


<3回戦後半20分>



後半はスプーンに戻ってアイスフェイク16から入りました。


数分後に1本追加しますが、その後は触りなし・・・。


再びクランク投入し、つぶアンでヒットコールするも、ガイドに糸が絡まりリールが巻けません。


その間にバラしてしまいました。これは痛かったです・・・。


その後はモカでもヒットさせますが、ヒットコールの直後にバラすというちょっと恥ずかしい展開で追加できませんでした。


まぁ、精度の低い釣りをしたのでダメだったかと諦めたのですが、審判からはサドンを告げられました。


首の皮一枚つながった形で嬉しかったのですが、サドンの相手は実績十分の963。


胸を借りるつもりで挑むしかありません・・・。


<3回戦サドンデス>



最初はモカで2投して触りなし。


アイスフェイク16で勝負に出てその1投目でヒットさせました。


ただ、ほぼ同時に963もヒット。


これはランディング勝負になると思った瞬間にバラしました・・・。焦ったんだと思います。


すると相手もバラして、一旦は仕切り直しとなりました。


が、次のキャストで相手に釣られてしまい、サドン負けとなりました。


ベスト8への道はここで断たれました・・・。


結果は残念でしたが、痺れる展開で釣り続けてきたので、今回の大会では貴重な経験を積むことができました。


<メモ>



1回戦も3回戦サドンもそうですが、あと1本というところに力の差が現れるんだと思います。


このことがよく実感できた大会でした。


反省点はいろいろあるのですが、その一つとしてせっかく購入したARD-62S-BTXを使うことを躊躇してしまったことが挙げられます。


このロッド、持つと棒にしか思えないので試合中にはなかなか手が伸びませんでした。


アフターはこのロッドだけでファクターとクランクを練習していましたが、きっちりと魚を掛けられたので、もっと積極的に使ってみるべきでした。


特に3回戦の最初はファクターでアタリが出ていたので、ARD-62S-BTXで投げてみれば良かったと思っています。


良いバイトを出すための修正力はもちろんですが、今のバイトの出方に対して一番楽に掛けられる、もしくは掛けられる確率が一番高いセッティングを合わせていくのも大切なことだと考えています。


試合中にもバイトの出方をきっちり判断したいと思い、感度重視のロッドを選びました。現時点では、魚を釣るための感度というより、自分の状況判断能力を向上させるための感度なんだと思います。


そう考えてのエクストラなんだから、バラシを恐れず、ARD-62S-BTXをもっと積極的に使うべきでした・・・。



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今回はいつもより長い時間試合ができたので、かなり楽しい大会になりました。


大会参加者・関係者の皆さんお疲れ様でした!


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今回のタックル


ロッド:バリバス トーナメントドライブEX ARD-62S-BTX
リール:シマノ 16ヴァンキッシュC2000S
ライン:フロロ0.5号

ロッド:バリバス トーナメントドライブEX ARD-62S-BTX
リール:シマノ 16ヴァンキッシュC2000S
ライン:エステル0.4号
リーダー:フロロ0.6号

ロッド:バリバス エリアドライブTS ARD-62T-DTS
リール:シマノ 16ヴァンキッシュC2000S
ライン:フロロ0.4号

ロッド:バリバス エリアドライブTS ARD-62T-DTS
リール:シマノ 16ヴァンキッシュC2000S
ライン:エステル0.3号
リーダー:フロロ0.6号

ロッド:バリバス エリアドライブTS ARD-510T-ATS
リール:シマノ 14ステラC2000S
ライン:PE0.175号
リーダー:フロロ0.6号

ロッド:バリバス エリアドライブTS ARD-510T-ATS
リール:シマノ 14ステラC2000S
ライン:PE0.2号
リーダー:フロロ0.6号




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4 件のコメント:

  1. 大会おつかれさまでした。
    念願の3回戦進出……でしたが、3回戦も本当に惜しい闘いだったんですね!
    サドンの緊張や焦りなどは、ここで経験しておくことできっと次に活きてくると思います。

    ブログ、とてもわかりやすいというか、理路整然としていてとても読みやすくて、しばらく遡って読んじゃいました(笑)
    タックルの使い分けを自分の中でハッキリさせることは、私もとても重要だと思います!
    「良いバイトを出すための修正力」なんて、それこそ上手い人は試合中でもできるのかもしれませんが、タックルを替えちゃったほうが絶対早いし楽ですよね。
    私もこの日は朝イチにARD-62S-BTXじゃないな、と判断して、後々62Sを入れる勇気が持てず損をした場面がありました。
    タックルの状況判断も、難しいですよねえ。

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    1. かんとさん、先日は表彰台おめでとうございました。

      1回戦の後半は隣で戦うことになりましたが、その強さを実感させられました。で、表彰台に上ったのを見て、やっぱなぁ〜となりました…笑

      タックルセッティングはかんとさんのブログをかなり参考にさせてもらっています。バイトの質に応じてベターなタックルを選択するという考えに共感しています。試合中は掛ける動作を少なくして楽に魚を獲りたいですよねー。なので、今後も記事を大いに参考にさせていただきます。もちろん、昨晩更新された濃すぎる記事もすでに読み終えてます・・・笑

      次のキング戦でも宜しくお願いします!

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  2. お疲れ様です。m(__)m
    三回戦に進むとは、確実に実力をつけてきてますね。しっかり、修正しているところも今の自分の状況を理解していますね。(^^)
    自分も見習いたいと思います。


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    1. 負けても出続けているので、やっと試合慣れしてきた感じです。もう少し上に行けるよう頑張ります‼️

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